和服製品について
親から子へ、人から人へ受け継がれる和服は、まさに百年身を飾る特別な装いです。当社では伝統ある友禅流京洗いにより、和服の風合い、色彩を損なわずに大切なお召し物を、40年以上の和服のクリーニング経験をもとに和服を知り尽くした職人が、一着ごとに完全手作業で丹念に仕上げます。シミ抜きはもちろん、丸洗い、洗い張りも安心してお任せ下さい。
cleaning flow
仕上げまでの流れ
1. 検品
変色・縮み、シミなどお客様がお気づきでないような不具合でも熟練の目で発見します。
2. 前処理
衿、袖口、裾など目立った汚れを、洗浄前に超音波で除去しやすいよう処理します。
3. 洗浄
全て手洗いで洗浄します。デリケートな素材や装飾が施されていたり、長年お召しになった和服も風合いを損なわないよう丁寧に手洗いします。
4. 乾燥
脱役後、専用の乾燥室で自然乾燥します。
5. シミ抜き
前処理、洗浄でも除去できなかったシミを再度処理いたします。洗浄することによって浮き上がってくるシミもこの工程で除去します。
6. 仕上げ
アタリやテカリが出ないよう、微妙な力加減でアイロンがけをします。
7. 包装
最後にたとう紙(畳紙:日本古来からある結髪の道具や和服などを保管する際に包むための紙)で和服を包装・梱包します。