皮革・毛皮製品
(リアルレザー・リアルファー)について

エレガントな高級ファッションアイテムとして、世界中で愛用されている皮革(リアルレザー)・毛皮(リアルファー)製の衣類は、優れた耐久性・保温性が大きな魅力です。しかし、天然素材ゆえにとてもデリケート。寿命と美しさを長持ちさせるためには、日頃のお手入れがポイントです。当社は、作業経験30年以上の皮革(リアルレザー)・毛皮(リアルファー)を知りつくした職人が、それぞれの皮革(リアルレザー)の特性に適した洗浄を施し、毛皮(リアルファー)には「ウッドパウダー法」という独自の専用洗浄システムを採用しています。

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仕上げまでの流れ

  • 1. 検品

    変色・縮み、シミなどお客様がお気づきでないような不具合でも熟練の目で発見します。

     

  • 2. 前処理

    目立った汚れを、洗浄前に助剤で浮き上がらせます。

     

  • 3. 洗浄

    1. 皮革製品(リアルレザー)
      それぞれの皮革の特性に適した洗浄を採用し、1点ごとで洗浄します。
    2. 毛皮製品(リアルファー)
      カエデ・キリのチップに洗浄液・毛皮の栄養分を含ませ、それらと一緒に洗浄します。細かなチップが、毛皮の奥まで届くことで毛皮1本1本から汚れを除去します。また、毛根に栄養分を与えることで毛皮を柔らかくし、長持ちさせます。(ウッドパウダー法)

  • 4. 乾燥

    皮革製品(リアルレザー)は、低速度で回転乾燥します。回転させることで皮革が揉まれて、柔らかい仕上がりになります。
    デリケートな皮革製品(リアルレザー)や毛皮製品(リアルファー)は専用の乾燥室で自然乾燥します。

  • 5. インキング

    変色などの補色を行います。50色もの染料を混ぜ合わせて衣類に合った色をその都度調合します。

     

  • 6. 仕上げ

    皮革製品(リアルレザー)や毛皮製品(リアルファー)は、熱に弱いので低温のアイロンで、ソフトに仕上げます。また、毛皮に抜けがないかも確認しつつ作業します。

  • 7. 包装

    通気性のある不織布のカバーをかけて包装・梱包します。